2006年1月アーカイブ

 無添加、手づくりの水産加工品で知られる氷見市北大町の柿太水産は八日までに、地元の特産品稲積梅の梅酢でアジを漬けた「梅風味さくら干し」とイワシの煮干しを梅酢であえる「まぜいりこ」を開発した。稲積梅の風味を活用して魚臭さや苦みを消したのが特徴で、子供も食べやすい、干物として消費拡大につなげる。

 「梅風味 さくら干し」は従来のアジを手で開いた後、海洋深層水を使った自家製のたれに、手作りの稲積梅の梅酢を混ぜて漬け込み、乾燥させた。表面にはシソの葉の粉もまぶされている。火であぶって食べると、アジの臭みが消えて、味がまろやかになり、子供でも食べやすくなった。

 「まぜいりこ」はカタクチイワシの煮干しの苦みを消すために稲積梅の梅酢を活用した。梅酢のほか、乾燥エビ、ごま・青のり、鰹節がそれぞれに袋に入れられ、食べる際に一緒に和える。手軽で苦みのない「田作り」にもなるとしている。

 近年、子供や若者の魚の干物の消費が減ったことから、新しい風味の水産加工品を考案した。「まぜいりこ」は六百円、「梅風味 さくら干し」は五百円で販売する予定。開発した柿谷政希子さん(37)は「カルシウムが豊富で、無添加、手作りの健康食品としてPRしたい」と話している。

■富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060109003.htm

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