美波町の新しい特産物にと、由岐商工会がイセエビの干物作りに取り組んでいる。漁のない季節にも味わえるようにし、年間通じて贈答品などに利用してもらう。
商工会は、イセエビが旬を迎える十-十二月に生きたイセエビを直送販売しているが、漁の少ない期間にも客からの問い合わせが多く、保存に適し、焼いただけでおいしく食べられる干物に目をつけた。
干物は、生のイセエビの背を割って開き、塩を振った後、乾燥室で干す。今月中旬、試作品が出来上がった。試食した会員らには「刺し身より甘みが出ている」「みそ汁にしても臭みがない」などと好評だった。
塩加減や乾燥時間など検討を重ね、今年中に商品を完成させる。商工会によるとイセエビの干物は他の地域でも例がなく、「由岐の珍味」としてインターネットで全国に売り出す予定。
今後、アワビやアオリイカなどの加工品の商品化も検討する。本田伍平会長は「由岐の自慢の魚介類を、より多くの人に味わってもらえるよう一工夫した。新しい名産品として定着させたい」と話している。
【写真説明】由岐商工会が商品開発しているイセエビの干物=美波町のぽっぽマリン
■徳島新聞
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